【60代/男性】フルクラウン脱離した大臼歯部の抜歯即時埋入の症例

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3週間前にフルクラウン脱離、残存歯は残根状態であった。ほとんどの歯質はう蝕で保存出来たとしても予後は悪いと診断。

 

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抜歯窩を壊さないように丁寧な抜歯を行い、抜歯窩内の不良肉芽を掻爬し、インプラントを埋入。十分な固定が得られたので、即時に仮歯を作製し装着。

術後8週で十分な2次固定が得られたので印象採得を行い、術後10週でジルコニア上部構造を装着した。X線写真では抜歯窩は治癒し、インプラント周囲の骨吸収は認められない。

治療期間:10週
治療費用:¥503,800(税込)
リスク:インプラント埋入から2週から4週時に過大な力が掛かり過ぎると骨の2次安定が得られない事があるので、この期間の食事には注意が必要。


歯科医師の見解:抜歯と同時のインプラント処置は1回の外科処置で完了し、痛みや腫れがなく安全な方法である。また長期的な予後も良い。ただし、この方法に熟知した専門医に委ねたほうが良い